第2章 君との別れを

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ペットショップなんかもある。 猫や犬、うさぎに熱帯魚。 小動物や魚が狭いガラスの箱の中で元気に動き回ったり、すやすやと眠ったりしている。 「せ、先輩動物です。動物が見たいです!」 私は先輩の服の裾をくいっと引っ張ってペットショップを指さした。 「うん。見てこようか」 「はいっ」 「真緒ちゃんは何の動物が好きなの?」 「小さいのならなんでも!」 私は猫も犬もうさぎも。 小動物たちは大好きで毛がモフモフなら尚更大好きだ。 こう……めちゃくちゃに触りたくなる。 私たちはペットショップに入って、中にいる動物や魚などを見て回った。 「あ、この猫小さくて可愛いかもっ! チワワも可愛いっ」 「ほら、見てボールで遊んでいるよ」 「わぁ本当だ!」 小さな犬が、ゴムボールをくわえて遊んでいる。
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