第2章 君との別れを

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なんか犬……先輩を動物に例えると犬って感じに見える。 綾翔は気まぐれな猫で……斎藤くんは……お、狼ですね確実にハイ。 「ん? どうしたの真緒ちゃん。苦笑いなんか浮かべて……」 「あ、いえちょっと嫌なこと思い出しちゃって」 「そう? あ、そろそろ次を見て回ろうか。いい感じの雑貨屋があったよ」 「本当ですかっ!」 私は犬たちに小さく手を振って、ペットショップを後にした。 あ……私は手をかざして太陽を見ると、真上に昇ってきていて、すごく暑い。
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