第2章 君との別れを

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私たちはウエイトレスさんに注文をして、窓の外を眺めた。 「こう見ると色んな人がいるね」 「はい……って、うわ。見て下さい。あの人スカート短い!」 「あははどこ見てるの」 あ……。 先輩の笑顔を見るとどうしても見入ってしまうよ。 こんなに笑顔だけでドキドキするものなんだな……なんか笑顔だけでお腹いっぱいになっちゃうよ。 ――そんなことを考えていたら携帯のバイブが鳴った。 「ひゃっ!? ……あわわメールだ失礼します!」 びっくりしすぎて行動が不自然になっちゃうよぉ……っ。
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