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私は何が起きたのかわからなくて、目を何度か閉じたり開いたりしていた。
「え……あ……え?」
「僕も、まだ会ったばかりだけど……真緒ちゃんをもっと知りたいと思うよ」
「ほ、本当に……?」
「もちろん」
さっきまでの心臓の音とは違うリズムを刻んでいる。
これって……つまり、私は先輩と付き合うことになったってことだよね!?
「私でいいんですか?」
「もちろん……じゃあ、真緒ちゃんは僕でいいの?」
「はいっ!」
うそ、うそじゃないんだよね。
私……今日から……先輩の彼女になっちゃったんだ!
嬉しい……。
嬉しいのもだけど、びっくりもした……だってまさか彼女になれるなんて思ってなかったんだもん。
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