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「蛍お手伝いよろしくぅ。二人は出来るまで上にいってなさい」
「おいしいお鍋作るよーっ」
私と綾翔は一度苦笑いを浮かべて、それから二人で上に行って私の部屋に入った。
あ、そういえば朝起きたままだからベッドがぐちゃぐちゃだ!
「きったねー」
「うるさい!」
「枕にヨダレついてんぜ」
「え!?」
私は枕をバッと調べたが、ヨダレの後すらなかった。
からかわれたと綾翔を思い切り睨み付けると、綾翔はクスクスと笑っていた。
「あ、綾翔のバカあああっ」
「あははっバカはお前だろっ」
ポカポカと綾翔と頭を叩くと、バランスを崩して、また綾翔を押し倒すような形になってしまった。
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