第2章 君との別れを

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「みんなで行こうよっ!」 私が綾翔と斎藤くんの腕を掴み、佳奈に熱い(?)視線を送ってみる。 「まあ、河井さんが浴衣を着て来てくれるならいいけど」 「真緒が……どうしてもって言うなら……私は」 「はあ……わかったよ」 みんなはそれぞれ反応を見せてからみんな頷いてくれて、お祭りは四人で行くことにした。 男子(主に斎藤くん)からの要望により、女子は浴衣を着ていくことになったんだけど……。 たしか、浴衣持ってたよね? 帰ったらお母さんに聞かなきゃなんだけど、もしなかったらどうしようかなぁ。 レンタルかな? ……浴衣にレンタルってあったかな……。
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