1449人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも、まぁ響は女の子の嫌がることしないと思うよ?」
「さ、斎藤くんに言われても説得力がありません……」
でも、綺麗な黒い髪と瞳だったな……やっぱり斎藤くんと同じで女の子にモテそう。
とりあえず私は彼に意地悪をされないように気を付けていよう……いつ、どこで再会するかなんてわからないしね。
「あ、みんな。ねえ、あれ。あれ行きたい」
佳奈が私の浴衣の裾を引っ張りながら指し示したもの……それは――
「おおおお、お化け屋敷ですか」
「うん。行こう」
「え、遠慮します!」
実は私。
お化け屋敷とかっていうホラーものが大嫌いです。
ゾンビとかキョンシーとかも苦手で、絶対にお化け屋敷に入るとかDVDを見るとかはしない。
最初のコメントを投稿しよう!