第1章 最後の思い出

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その時、 「ほら、そこ三人遊んでないでプリント終わったのなら自習する」 「は、はーい!」 先生に怒られてしまった。 綾翔と斎藤くんは反省してないのか笑いながら「怒られた」と言っている。 二人を見ていたら、すきをつかれて綾翔にピンをとられてしまった。 「あっ……!」 「これは俺のだバカ」 綾翔はピンを髪につけ直して、舌をベッと出した。 私は一回だけ綾翔の肩を叩いてから、先生に言われた通りに教科書を開いて自習を始めた。
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