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そんな感じで先輩が帰ってくるのを待っていたら、キャッキャ女の子たちの高い声が近づいてくるのがわかる。
やだ……なんか一人だし気まずいんだけど……。
公園入口の方を見ていると、女の子三人と男の子一人の団体様が……って、
「あ、あれは……」
見覚えのある容姿に気まずさを覚え、私はゆっくりと立ち上がり隠れようとするが――
「あ」
「うぇ!?」
へ、変な声が出ちゃった!
“彼”は私に気付き、女の子にキャーキャー騒がれながら近付いてくる。
やはりアイツと兄弟なだけあって女の子にモテるらしい。
「こんばんは真緒サン」
最悪だ……!!!!
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