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やっぱりコンポタは美味しい。
飲むたびに一緒に流れてくるコーンの粒……最後の一粒まで食べるのは難しいけど。
公園の時計を見るともう7時をまわっていた。
それを確認した時、また携帯が震えた。
「あっ、また……すみません」
「うん」
「誰からだろ……あ」
携帯には“着信:篠原綾翔”と出ている。
綾翔からだ……綾翔から電話なんて珍しい……じゃなくて出ないと!
「もっ、もしもし!」
『おー……』
綾翔の声だ……。
寒いのに、なんだか少しだけ体が熱くなるのを感じる。
『お前、まだ先輩といるのか?』
この問いに、今度は体の熱が冷えていくのを感じた。
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