第4章 幸せはここに

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「……は?」 「綾翔は真緒とクリスマスできて嬉しくないんですかー?」 「…………」 綾翔はピタッと立ち止まる。 急だったため、そのまま綾翔の背中に突撃してしまった。 「……ったぁ……もう綾翔! 急に立ち止まらないでよ!」 「あ……わ、悪い」 そう言って綾翔は、私の顔をジーっと見つめてくる。 え、な……何……? 「綾翔……?」 な……なんだろう……そんなに見つめられたらドキドキしちゃうんだけど……? 「あ、綾翔……! ほ、ほら早く行こうよ……っ」 「真緒」 「えっ?」 綾翔は真剣な顔で私の方に手を伸ばしてきた――
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