第4章 幸せはここに

51/93

1449人が本棚に入れています
本棚に追加
/845ページ
綾翔が嫌がるのもわかるし、私だって綾翔を意識しちゃったからか、恥ずかしいよ! 「ダメです? 綾翔?」 「お前……またそういう……」 夏休みの時みたいに上目づかいプラスウルウル目でシュン……攻撃だっ! 綾翔は「う……」となりながら、ため息を吐いた。 「あーもーお前ってまじ……」 「綾翔?」 「わ、わかったよ! もういいよ好きにしろよ!」 「やた! 綾翔ありがとー!」 綾翔は部屋を出ていき、どこからか敷き布団を持ってきて部屋に敷いた。 そしてそこに綾翔が座る。 「あれ、綾翔布団で寝るの?」 「ああ。仕方ないだろ……お、お前に下で寝かせるわけにはいかねぇんだから……」
/845ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1449人が本棚に入れています
本棚に追加