第4章 幸せはここに

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明さんに貸して貰ったパジャマは、薄いぴんくに白の水玉模様が入った可愛いパジャマだった。 「真緒ちゃんが泊まるのって何年ぶりかしらねぇ。中学の時は泊まりに来てたかしら」 「うん。中学の時は何回か来てるかなぁ……遊びには結構来てたんだけどね」 私は服を脱いで、パジャマを羽織りボタンをしめていく。 ちなみに、誤解がないように言うけど私は家族に水着を見せることが出来るわけで、明さんも家族みたいなものだからこういうのは平気。 「高校入ってから、あまり遊びに来たりしてなかったから心配したのよ?」 「あ……そ、そういえば来てなかったね」 「やっぱり高校に入ったら男子と女子って意識しちゃうの?」 意識……。 うん、確かに意識するようになったのは最近だった。
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