1449人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の髪をほどいて、リボンで綾翔の髪を縛ってみる。
「あ、出来た出来た。んー顔こっちに向けてくれないとわかんないんだけど……」
ちょっぴり短いツインテール。
綾翔はどっちかっていうと可愛いから、リボンとか似合うよなー。
そろそろほどいてあげよう。
「……ん」
「えっ……」
「真緒……」
や、やばっ!
綾翔起きちゃった!
「あ、あはは。ふ、布団中に入らないと、風邪、引くよ」
「…………」
綾翔は眠たいのか、半目で私の顔をジーと見ている。
「真緒」
「な、なんでしょう」
「お前……何しやがった」
「な、なんのことでしょう」
最初のコメントを投稿しよう!