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本当……昔から一緒にいるわりには綾翔の事ってあまりよくわからないんだよね。
いや、本気で間なのかもだけども。
その時、部屋のドアがコンコンと鳴らされた。
「真緒ちゃん真緒ちゃん。着替えに部屋においで」
ドアの向こうから明さんの声が聞こえる。
「あ、うん! じゃー着替えてくるから覗かないでね!」
「覗くわけねーだろ!」
綾翔は顔を真っ赤にして言う。
昨日は大胆だったくせに、こういうのはダメなんだから。
「覗きたいの?」
「誰がお前みたいな断崖絶壁を。膨らませてから言え」
「くっ……それが出来ないから苦労しているというのに!」
一回綾翔とじゃれてから、私は服に着替えるため部屋を出た。
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