第1章 最後の思い出

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色んな店が並ぶ商店街の中、可愛い店……berryがあった。 私たちは中に入る。定員さんは笑顔で挨拶してきた。 「4名様ですね、あちらの席にどうぞ」 定員さんの示した場所に移動して座り、メニュー表を開く。 「アイスケーキだって!」 「おお……新商品……」 「俺やっぱアイスだな。バニラがいい。斎藤は?」 「俺もバニラかなぁ」 みんなが決まったところで、定員さんを呼ぶ。定員さんはニッコリと笑いながら来てくれた。 「私、アイスケーキのストロベリーで!」 「私はアイスケーキのチョコ」 「俺たちはアイスのバニラで」 定員さんは注文の確認をし、「少々お待ちください」と言ってカウンターの奥に入っていった。 いつもながら、結構人が入っている。 こう見るとカップルが多いな。
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