第4章 幸せはここに

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未亜ちゃんはウルウルしたつぶらな瞳と笑顔で私を見てくる。 「か、可愛いすぎる……!」 私はつい未亜ちゃんにハグをする。 「いいなぁ妹。私も妹欲しい」 「両親に頼めば」 「で、出来ないよ……!?」 そろそろお母さんも年齢的に子供を生むのは辛いはずだし。 ていうかこの年齢で妹が欲しいとか――って、あれ? 「よ、よく斎藤くんのお母さん妹産めましたね……」 「そう?」 「確か30歳を過ぎると危険だって聞きましたよ」 斎藤くんのお母さんはどう考えてももう30歳はこえてるはずだし……。 今は過ぎてから生む人も多いから大丈夫なのかな?
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