第4章 幸せはここに

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「なんかケーキ入刀って感じね」 「あはは。いいねぇ響可愛いお嫁さんが出来て」 「俺はロリコンじゃないんですケド」 そう言いながらも響くんはしっかりと未亜ちゃんの手を掴んで、綺麗にケーキを切り分けていく。 「できた!」 「ン、出来たね。じゃーコレみんなに配っていこうか」 「うん!」 響くんってばお兄さんだなぁ。 斎藤くんより、どちらかと言えば無口でクールな感じだけど、面倒見のいいお兄さんなんだ。 ちょっぴり意外かも? 「まおちゃん! ケーキはい!」 「ありがとう未亜ちゃん!」 未亜ちゃんは響くんがケーキを乗せたお皿をみんなに配っていく。
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