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あの兄弟と妹、なんていう地雷を仕掛けていったのよ……!?
「え、えーと綾翔……」
「お、俺まだ結婚出来る年じゃねーし! だ、誰がお前なんかと……!」
そう言う綾翔の顔は真っ赤になっている。
本当に綾翔は恋愛ネタには弱いらしい。
「あーはいはい。恥ずかしい恥ずかしい」
「はっ、恥ずかしくねーし!」
「あーはいはい。恥ずかしくない恥ずかしくない」
「お前ムカつく……!」
綾翔はダッシュで階段を駆け上っていく。
私はそれを追いかけるように綾翔の後を走って階段を上る。
上り終わった時に、綾翔の部屋のドアがバタンっと閉まるのが見えて、私はちょっとだけ綾翔をからかうことを決めた。
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