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口の中……それから体の中を温かい甘酒が流れていく。
冬で、それに都会でもないこの町。
星が空一面に輝いている。
「星……きれいですね」
「ああ……本当。綺麗だね」
神社を照らすオレンジ色の炎がゆらゆらと揺れて綺麗だ。
上を見れば一面の星。
うん……今年も、いい年だったな……きっと、来年も……来年もいい年になればいい……。
甘酒を飲み終わった私たちは、拝殿へと向かい参拝をすることに。
「うわ……やっぱ並んでますね。何分待ちなんですかね……」
「本当だね……どうする?」
こんな寒い中で待つのはキツいけど……せっかく神社に来たんだから!
「な、並びましょう!」
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