1449人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな意味のない考えを巡らせてないで、誰かに聞いてみた方が早いかもしれないな。
商店街は人も多いし……。
「よし、すみま――はっ!」
真緒レーダー反応!
すぐに隠れろとピコーンピコーン言ってるよ!
よくわからないね!
「とりあえず隠れよう……」
私は商店街のお店の角に張り付く。
十字路になっているから、きっと前を向いて歩いてる人には気付かれないよね!
「よし、このままやり過ごして……」
「真緒ちゃん?」
「きゃああああああっ!? って、先輩!?」
背後から先輩が近付いてきてい――って、
私は咄嗟に悲鳴をあげたことに気づき、商店街の道を歩く“アレ”を見てみた。
最初のコメントを投稿しよう!