1449人が本棚に入れています
本棚に追加
「斎藤くん、何かありました?」
「え、なんで?」
「いえ……斎藤くんがいじめてこないなんて気持ち悪いです」
そう言うと斎藤くんの後ろに黒と紫のオーラが出て、顔に影が出来る。
そして、にっこり微笑む。
「どういう意味なんだろう? そっか、いじめてほしいんだ。静かな本屋でどこまで河井さんが声を殺せるか試してみようかな」
「ちょ! な、何をする気ですか!」
「言わなきゃだめ? 俺は別に言ってもいいけど」
「きゃー! すみませんすみません本当にすみません!」
って、こんなに謝ってたら何を言おうとしてるのかわかってるみたい!?
最初のコメントを投稿しよう!