第5章 想いの果てに

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「んで、お前はなんで斎藤と」 「いやー商店街で逃げて来たんですが、ここでまたバッタリと」 「へえ。あれはやっぱり逃げてたんだ」 「きゃー! すみません間違えました!」 「何を間違えたのかな。どんな事をしても吐かせなきゃ」 「どんな事をしても!?」 ど、どんな事をされるのかは考えないようにして……。 まさか、こんな場所で4人が集まるなんてびっくりだなぁ。 3人でって事はあったことあるけど。 「わ、私は斎藤くんに参考書を探してもらっていてですね」 「は、お前が?」 「真緒ちゃんが?」 先輩と綾翔はハモって言う。
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