第5章 想いの果てに

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斎藤弟のイメージでも……あ、でも未亜ちゃんっぽい家だな。 斎藤くんは家のインターホンを鳴らすと、中から美人……。 「あっ、怜也くん。買ってきてくれたの?」 「うん」 斎藤くんのお姉さん? 響くんと未亜ちゃんと同じ綺麗な黒色の髪を軽くふわふわしている。 「あれ? こんばんは」 「あっこんばんは!」 え、笑顔も素敵……! 斎藤くんと血が繋がってるなんて不思―― 「怜也くんの彼女の由樹乃です」 は……はい!? 「さっ、ささささ斎藤くんのかっ、彼女さんですか!?」 「ちょっと。変な事言わないでよね。河井さん、母さんだから」 「え!? お母さん!? そっちの方が驚きなんですけど!」
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