第5章 想いの果てに

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この人たちを相手にすると、いくらツッコミ体力があっても持たないな……。 「つか、勉強勉強。真緒の進級に関わってるからな」 「でも今更だよねぇ。今回頑張ったって、積み重ねがないし」 「だ、大丈夫だよ……ね。頑張ろう真緒ちゃん」 もう先輩だけが私の救いの手です……。 「まず……やり方はわかんのか?」 「な、なんかアレですよね……なんか割っていくというか分解していくというか」 「お前、だからそのやり方……」 「え、えーと、4x+……」 え、えと、普通の計算の反対バージョンみたいなやつだよね。 これを計算前に戻すみたいな?
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