第5章 想いの果てに

66/94
前へ
/845ページ
次へ
「真緒ー朝御飯出来たわよー」 「あ、はーい!」 今日はゆっくりご飯が食べられる。 いつもギリギリに起きるから、朝御飯は詰め込む感じでゆっくり出来ないんだよね……。 階段を降りてリビングに入ると、今日は食パンの上にハムと目玉焼きが乗った豪華なご飯。 「わーい! いただきまーす!」 「はい。どうぞ」 支度しているうちに、お父さんはもう仕事に行っちゃったんだな……。 病院の院長か……すごく大変そうだもんなぁ。 「はい、今日はゆっくり出来るみたいだからコンスープも作ったわよ」 「えー嬉しい!」 朝からコンスープが飲めるなんて幸せ……!
/845ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1449人が本棚に入れています
本棚に追加