第1章 最後の思い出

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海まであと数日。 私は今年の夏に向けた服を買うために隣町の朝日ヶ丘町に来ていた。 お母さんと来る予定だったのだが、用事が出来たために一人で来ることにした。 しかし広い町……迷子になりそうだな。 お兄ちゃんについてきてもらえばよかったかもしれない。 そんなことを考えながら、良さげな服屋を探しながら歩いてみることにした。 でも至るところに服屋があり、どこがいいかわからない。 「取り合えず、ここに入ってみようかな」 ウィンドウから中を覗くと、可愛い感じの夏服が並んでいた。 中に入ると冷房がきいていてとても涼しかった。
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