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「あ、綾翔かき氷食べようね!」
「ん? お前かき氷好きだよな……つか、何でも食うか雑食」
「雑食言うなし」
私は持っていた荷物を振り上げて綾翔に当てた。
「ちょっ! お前まじない! ありえない!」
「クリティカルヒットーっ」
「だまれお子様体型」
「なんだい綾翔くん。今時お子様体型のほうが萌えるのだよ」
綾翔は目を細めて冷ややかな目で私を見ると、スタスタと足早に歩いていってしまった。
「嘘です! 真緒頑張って発育しますから!」
「もう望みはない。諦めろ」
こうなったら寄せてパット入れまくって大きくしてやるんだから!
……い、意味がなかった。
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