第1章 最後の思い出

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焼きそばとかラーメンとかいろんなものがメニューに書いてあり、どれを食べようか迷ってしまう。 焼きそばとたこ焼きはお祭りでも食べれるからなぁ。 「俺、軽くでいいや」 「ちゃんと食べないと大きくなれないよ?」 「余計なお世話だ!」 私は再びふてくされてしまった綾翔の腕を引っ張って奥へと入っていった。 「真緒は何食うんだよ」 「私はねぇ、んー」 「俺、フランクフルトだけでいーや」 「えーじゃあ私はホットドッグ」 似てるような食べ物をチョイスしたところで、店員さんに注文をした。 店員さんはすぐにもってきてくれた。 「おほっ、ホットドッグ」 「きめぇ」 私たちは近くの砂浜に座り込んで、私はホットドッグ、綾翔はフランクフルトを食べはじめた。 ケチャップとマスタードをかけてね。
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