第1章 最後の思い出

90/90
前へ
/845ページ
次へ
綺麗なオレンジ色の太陽。 海に沈んでいきながら、空と海を綺麗に染めていた。 今日見たことは夏休みの一番の思い出になったと思う。 バスに乗りながら、また私は綾翔の肩に寄り掛かって寝てしまった。 とても楽しい思い出。 寝ていても頭の中で輝く海と太陽を覚えていた。 家に帰って、携帯で写した海の写真を待ち受けにしてみた。 今日は夕日の夢が見れそう。 そんな事を考えながら、部屋のベッドの中に潜っていた。 そして、全てを変える携帯の着信ライトが点滅していた。
/845ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1449人が本棚に入れています
本棚に追加