第2章 君との別れを

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「い、いやー。お兄ちゃんに聞きたいことがありまして」 「だったら普通に開けて入ればいいのに」 え、お兄ちゃんは真緒が普通に部屋に上がり込んでも気にしないと!? お兄ちゃんは私を退かすと、部屋の中に入ろうとした。 それを私は腕を掴んで、無理矢理私の部屋に連れて行った。 「お兄ちゃん的にはどれが好き?」 「は?」 「いや、デートで着てくれたら嬉しいなっていう服はこの中にありますか?」 一つは黄色ベースのワンピース。 ちょっとフリルがあって女の子らしい服です。 もう一つは丈が短めの服とショーパンを合わせた、ちょっとボーイッシュな感じです。 最後は半袖に長めの上着にスカート。露出が少なめの服です。
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