第二章

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そして僕はおとぎ話のように、歌います。 小さい声でだけど。 でも外は車の通りが少し激しいので耳を本当に傾けないと聞き取れないと思います。 歌う曲はそう! シンデレラが歌うもの! もしお姫様がいたらコラボれるようにと復習していたもの。 でも役には立たなかったな。 今日も窓しめてぼんやりしてよう。 窓を閉めようとした時、下から声がしました。
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