華ちゃん

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私と同じく華ちゃんは明日手術らしく、我々運命共同体は、手術前に点滴を受けることに。 点滴は、華ちゃんが先で、看護師さんが一生懸命血管を探すが、なかなかうまく針が刺さらなかったらしく、何回もやり直し。 なんと四回目にして、やっと針が刺せたらしい。看護師さんが、痛かったね、ごめんね、よく頑張ったね、えらかったねっと華ちゃんに声をかけると、今まで我慢していたのだろうか、突然泣き出しちゃったのだ。 あらぁ、可哀想に…次は私の番やんな点滴…と見ていると、華ちゃんのお母さんが興奮気味で一言。 お前、点滴くらいで泣いてたら明日全身麻酔で足切って手術するのに、どうするのん。泣くな泣くな、終わったやろうが。 厳しい一言が華ちゃんに向けられる。
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