1限目:日光にもマケズ目覚ましにもマケズ

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全員「ごちそう様でした」 食器を重ね、洗い場にもっていく。 よくよくみたら寝巻きなの私だけだな……… 紫鏡「久宝、すまんが私は朝錬があるので食器頼んでいいか?」 久宝「構いませんよ♪気をつけて行って来てくださいね」 紫鏡はいつもの用意を抱えて部屋から出て行った くるみと私はぼんやりとテレビを見て、久宝は食器を洗っている くるみ「紅華おねーちゃん、これっておいしいの?」 ビールのCMの時にくるみが聞いてくる 一回飲んだことはあるんだけどあれはあんまりおいしくなかったなぁ いったいこのCMとかで『旨いっ!』とかいえるタレントはどういう味覚してるんだろ…… 紅華「んーそうさねぇ…青汁みたいな味かなぁ」 くるみが知ってる苦いものを思い出して出た答えが青汁だった… 実はくるみ、イチゴが大好きという子供らしい点も持ち合わせているが、普通にピーマンが食べれるなかなか出来る子 だから苦いものの例えとして使えるものが少ない くるみ「青汁!?あの苦いもういっぱい!ってやつだね!だからCMの人も何杯も飲んでるんだね!」 紅華「いや……まぁそれでいいや。うん、そんな感じだ♪」 そんな話をしていると久宝が戻ってきた。 久宝「じゃ、くるみちゃん準備しよっか」 くるみ「うん♪」 久宝はくるみの始業式の準備にくるみの個室に行くみたいだ 私も準備するか…
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