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──AM.7:00
──ピピピッピピピッピピカチッ!
ベット右手に置いてあるけたたましく鳴り響く目覚まし時計を右手で止め、ベットから這い出る。
「ふあああぁぁ~……」
だらしなくも大きな欠伸をかまし、俺はいそいそと寝間着を脱ぎ、制服に着替える。
本日、4月2日。月曜日。俺が入学した、市立愁縁(しゅうえん)学園高等学校の入学式だ。愁縁学園は、所謂そこら地域ではちょっと有名なエリート進学校で、更に部活も盛んで毎年どの部も大会に出場、優勝を狙える程の実力を持っていたりと、我ながら凄い高校に入学したものだと思わなくも無い。
俺は初日からサボってやろうかと考えていたが、止めた。やはり後が面倒になりそうで、非常にダルイのだが、流石に、入学式早々に遅刻する訳にはいかないだろう。
さっさと顔を洗い歯磨きをし朝食を済ませようと、下のリビングへと降りていく。
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