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同じ頃…
彼女も商店街を涙目で歩きながら彼のことを考えていた。
喧嘩してしまった彼。
仕事でつかれているのはわかっているつもりだけど…
一緒にいるときにずっとつまらなさそうに無言だったらこちらとしても怒りたくなる。
でも…
ちょっと言いすぎたかな……
足がぴたりと止まり、じっと前を見る。
「うん、謝りにいこう!疲れているときこそ、私がちょっとでも元気でるようにしてあげないと!」
小さくガッツポーズを作って、彼女はもときた道を走り出した。
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