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男B「おら!!」
一人がジャージの人に殴りかかる
だが、ジャージの人は
しゃがんでパンチを躱し
その男にアッパーをくらわせた
男B「ぐぇ!」
「悪い悪い、顎も痛いよなー」
アッパーをくらった男は、
アゴを抑えながら
ジタバタしていた
ジャージの人がそれを見ていると
男C「よそ見してんじゃねー!」
残りの男がすぐさま殴りかかった
ジャージの人は、
何食わぬ顔で、男のパンチを避けると
そのまま腕を掴み
キレイな一本背負いで男を地面に叩きつけた
男C「のわぁ!」
男は、地面に叩きつけた後
地面で痛そうにもがいている
鈴「すごい…」
ジャージの人は、あっとゆう間に
男たちを倒してしまった
「まだやんの?」
ジャージの人は、地面に倒れている
男たちに質問する
男A「ちっ!てめぇー覚えてろよ!」
そう言い放つと
男たちは、一目散に逃げて行った
「あー疲れた」
ジャージの人は、ゆっくりとした足取りで
私の前を通りを過ぎようとした
鈴「あっ、あの…」
「…何?」
ジャージの人は、めんどくさそうに
こちらを見る
鈴「あの…ありがとうございました!」
すると、
「…次から気をつけなよ」
と、言い放つとそのまま走り去っていった
まだ暑さの残る9月末
私は、無意識の内にその人の後ろ姿を
見えなくなるまで見つめていました
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