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「「「キャーかわいい!!!!」」」
ぼくが言い終わると、メイドの人たちはひしめき合って騒いでいて、中には鼻血を出している人もいました。
大丈夫かな?ティッシュは持ってるかな?
「んもう!!かわいいわ!!」
風花はガマンできないとばかりにぼくをおもいっきり抱きしめてきました。
「おねーちゃん、苦しいよー」
ぼくは強く抱きしめられていて少し痛かったけど、どこか気持ちよくて安心できるから風花おねえちゃんの思うがままにされていました。
「…で、なんでこうなっているんだ?」
その様子を茫然と見ていた風渡家の当主である嵐はカストルに聞いた。
「わかりません…現在、原因を究明中ですが、木風お嬢さまの証言を聞く限り、原因はチョコレートだと思われます」
「そうか…」
嵐は、顔が青くなっていた。
「ほら、ぎゅーってして?ぎゅー♪」
「ぎゅー♪」
そんな様子に気づかない風花やメイドたちは、風月と遊んでいた。
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