衝撃の時間

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嘘だろ? 何で柚希がこんなんなってんだ。これ 柚希じゃないだろう?誰なんだ?柚希は家で寝てるはずだろ? 則之の震える声が遠く聞こえる。 「ご愁傷様です。では署の方で詳しいお話をしますので中央署の方へ行きましょう。」 淡々とした冷たい声だった。 署に着くと背の高い男性はドアを開け、一つの部屋へと案内された。 簡素な机にパイプ椅子。殺風景な部屋には3つの湯のみから湯気が立っていた。 背の高い男性は、どうぞと無言で座るように手で合図をした。 ―松原と言います。 顔に似合わず、少し高いテノールの声で松原は話始めた。
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