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柚希はお母さん喜ぶかな?
ただ、それだけで後の作業を続けた。
模様の色付けが終わると、そのガラス玉の色を焼き付ける為、バーナーで玉をあぶる。
紐を引っ掛け、くるくる回しながらあぶっていく。
それが終わると、冷ますためロッカーの上にみんなで並べた。
流行りのアニメだったり、傘の柄、自分の名前が塗り込んであったり、水玉模様。
色んな模様の鈴が所狭しと並べられた。
柚希には始めから自分の部屋に飾るつもりはない。
ただ、母さんがあまりにも散らかすのをうるさく言うので、素直に言えなかっただけ…
帰りには、いつも自分の鈴を見て帰っていた。
早く次の授業こないかな…
その時はほんと、授業を楽しみしていた。
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