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順番的には最後に入った私が1番最後に自己紹介をしなければいけない。
名前だけでいいのか、とか座ったままでは失礼だろうか、なんて事をひたすら考えていた。
そんな中、目の前の男が「あっ」と小さく声を漏らした。
その声に反射的に視線が合ってしまった。
しかも、そらすタイミングが分からない…
体中が心臓と化している私はペコッと頭を下げて視線をそらした。
目の前に座る男は世間一般ではイケメンの類いだろう。
さらさらの髪がダークブラウンに染められ、少しつり上がった切れ長の目が印象的だった。
どちらかとゆうと私にとっては苦手なタイプだ。
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