( ∵)

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落とされることなく食べられていくおかずたちから目を逸らして、上を見る 青い空と柱に繋がってる糸 その線に、楽譜の音符みたいな小さな鳥たち 可愛らしい囀ずりか日常を奏でる ( ∵) 僕はあの鳥たちに食べられるのかな ('A`)「ほら、はよ乗れはよ乗れ」 (;´・ω・`)「おさないれおはないれ」ムゴムゴ 僕が盛り付けられていた弁当箱の持ち主は、もう一人の男の子に背中を押され大きな車に乗り込んだ 大きな音を立てて走り出した車はあっという間に見えなくなった ( ∵) 道端に、僕ひとつ 通行人は僕に気づくことなく歩き去っていく ( ∵) 、
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