2人が本棚に入れています
本棚に追加
すると浅中君が
「稲富さんって・・・
家でも静かなんだね!」
そう言った。
「あっ、あの・・・」
私は急に話しかけられ
戸惑ってしまった。
浅中君は立ち上がり
私の隣に座った。
「あのさ・・・」
浅中君がそう言い
私の手に自分の手を重ねた。
えっ!!?
「稲富さんは俺の事嫌い?」
悲しそうな顔で言った。
「・・・え?」
「いつも避けられてる気がして。
俺の事嫌いなのかなって。」
私は首を横に振った。
そんなことはない。
ただ・・・ただ
人と話すのが苦手なだけで・・・
最初のコメントを投稿しよう!