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─学校
教室に行くと
浅中君はまだだった。
・・・良かった。
私は自分の席に鞄をおいた。
するとすぐに
廊下から歓声が聞こえた。
来た・・・・・・
「おっはよーー🎵🎵」
最初に入ってきたのは
山風君だった。
そのあとに浅中君が入ってきた。
浅中君は私の存在に気づいたのか
こちらに近づいてきた。
そして
「稲富さんおはよう!」
そう言われた。
「おっ・・・
おはようござ、います・・・」
私は俯きながら言った。
これが私と浅中君が交わした
最初の挨拶だった。
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