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「ごちそうさん!」
「はやっ!
ってこら!食器片付けろ!!」
「俺今日朝練だから!」
龍太はそう言うとすごい速さで
階段を掛け上がっていった。
「ほんと龍太は・・・」
雅人は呆れている。
私は大好きな兄弟に囲まれる
朝が大好きだ。
ていうか、家が好き。
兄弟といる時間が1番好きだし、
私には3人が居ればいい。
それが私の世界だった。
でもそれが今日から
少しずつ変わっていくなんて
誰も思っていなかった───
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