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毎回毎回
浅中君に悪いことしてるな。
私はつくづく思う。
「あっ、佐奈!」
雅人・・・?
私は椅子から立ち上がり
教室のドアの方へ行った。
「どうしたの・・・?」
「佐奈、
弁当忘れていったでしょ?」
「・・・あ」
確かに、
今日弁当を
鞄に入れた覚えはない。
「はい!」
「ありがと・・・」
「じゃぁね🎵」
雅人は私に弁当を渡すと
自分の教室に戻っていった。
「ねぇ・・・」
「あの子さ・・・」
「・・・」
クラスからの視線が痛い。
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