突然の出来事

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「──さん!稲富さん!!」 「・・・んっ・・・」 目を開けると そこは保健室だった。 「保健・・・室・・・?」 私は体を起こした。 「良かったぁ・・・稲富さん 急に倒れちゃうんだもん!」 そう言いながら彼は 私の背中をバシバシ叩いた。 「いっ・・・痛いです・・・」 「あっ、ごめんごめん~w」 有坂君は今日も元気だな。 有坂桐君。 クラスの学級委員長。 明るくて人気者。 笑顔が可愛くて女子からの 人気が高い。 その有坂君と2人で 話してるなんて信じられない。
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