27

5/21
前へ
/500ページ
次へ
「どっちにしても、すぐ次の恋を始める気はないんでしょ? だったら、ゆっくり考えてもいいんじゃない? 亮君と会うとしても1ヵ月はあるんだし、気持ちを整理するいい機会だと思うよ。」 次の恋を探すつもりなんて初めからない すぐに答えを出すことばっかり考えて、時間があることに気付かなかった 「そうだね… すぐに答え出さなくてもいいんだよね…」 「当たり前じゃん! 時間あるときは、ゆっくり考えるべきだよ!」 「うん。ありがと。」 やっと笑えた気がした… 2人で特大パフェを頼み、美沙と拓ちゃんのノロケ話で盛り上がった 新哉君があの写メの人だったと話したら、私みたくすごい驚いてた あっという間に外は真っ暗で、美沙はうちに泊まることに決まった 親は大歓迎だし、私も昔に戻ったみたいで嬉しかった 一緒のベッドに寝て、高校の時の話をした お互い自然と眠りにつくのに、さほど時間はかからなかった
/500ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加