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……なんて綺麗な男の人なんだろう。
スッと整った顔に、猫っ毛のふわふわとした茶髪。体はスラッとスタイルが良くて、それでいて筋肉質なのが服の上から見てもよく分かる。イタズラっ子のようなヤンチャな笑みで写る、“ヨウ”という彼を見て、凛は胸がドキンと高鳴るのを確かに感じた。
『ねぇ!どうよ、リン!かなりのいい男でしょ?』
最高のドヤ顔で尋ねる楓の声で我に返った凛は、
「ま、まぁまぁじゃない?……でも女癖悪そうだから、気に食わないけど」
と、精一杯の反発をする。
『ったくもう、リンは素直じゃないんだから。でね、これが…』
まるで自分の彼氏を紹介するかのような口調とテンションで、楓先生によるメンバー紹介が続いた。
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