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それから、頻繁に愛川さんは私に話しかけてきてくれた。
一緒に帰ったりもした。
だけど、なんか違った。
カバン持って。お金かして。宿題やって。
鈍い私でも薄々気付いてた。
良いように扱われてるんだなぁっと。
その後、段々要求がエスカレート。
「パン買って来てよ」
「わ、わたしお金あんまり持ってないの…ごめん」
「じゃあ死ねよ」
その日は授業中もずっと落ち込んで、うつむいたままだった。
キツい友達が出来ちゃったなぁ、なんて思いながら独り帰路についていた。
廊下をうつむいたまま歩き、下駄箱に着くと、愛川さんとイジメっ子二人が楽しそうに話してた。
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